お悔やみの訪問

葬儀の話とはちょっと違うのですが、仕事中に知り合った方が突然亡くなっていた、という事が個人的にありました。それまで全然体調不良の気配もなく元気に仕事をされていて10年以上(?)毎週あいさつないし世間話をしていて、最近見かけないなぁ、と思っていたところ丁度その方の同僚の方を見かけて話を聞いた折に訃報が発覚したんですね。ショックでしたね。

そこで今回は誰かが亡くなった後、個人宅をお悔やみに訪れる場合の注意点を調べました。

仏教におけるお線香の意味

仏教においてお線香をあげる行為にはさまざまな意味があります。亡くなった直後の故人の魂は、この世とあの世をさまよっていると考えられています。故人の魂があの世にたどり着くまでの四十九日の間、お線香は故人の食事代わりとされています。この時期のお線香は「食香(じきこう)」と呼ばれ、故人に食事を供える意味で焚き続けます。

四十九日を過ぎると、お線香の意味合いが変わります。故人の魂があの世へ旅立ち、仏様に生まれ変わると考えられているため、お線香をあげる行為は香りを通じて仏様となった故人と交流することを意味します。また、香りで身を清めたり仏間を清めたりする意味もあります。

一般的なお線香の種類

お線香の香りにはさまざまな種類があります。以下に、一般的に使用されるお線香を紹介します。

白檀

白檀(びゃくだん)は英語で「サンダルウッド」といい、アロマセラピーでも使われることが多い香りです。甘みがありながら爽やかで、リラックス効果があるといわれています。

沈香

沈香(じんこう)には気持ちを鎮める効果があり、その香りの複雑さから香道でも人気です。常温ではあまり香りませんが、150度以上で加熱すると香りが広がります。

伽羅

伽羅(きゃら)は沈香の一種で、その中でも上級品とされる香木を使った香りです。常温でも清々しい香りが楽しめ、加熱するとさらに香りが立ちます。

お線香の選び方

お線香の選び方は仏教の各宗派でも特に決まりはなく、好みの香りで選んでもよいですし、用途に応じて選んでもよいでしょう。以下に、代表的なお線香について解説します。

匂い線香

匂い線香は、香りに優れたお線香のことです。白檀、沈香、伽羅の他にも花や果物などの香りがあります。家庭用として購入されることが多く、煙が少ないタイプは集合住宅でも使いやすいです。

杉線香

杉線香は、杉の葉の粉末を練って成型したものです。寺院での仏事やお墓参りに使われ、香りよりも煙を多く出すために用いられます。室内で使うと煙感知器が作動することがあるので、屋外で使用するのが適しています。

弔問のタイミング

弔問のタイミングは故人との関係性によって異なります。

親族

親族は故人の訃報を受けたらすぐに弔問しましょう。事情があってすぐに伺えない場合は、電話で家族に一報を入れましょう。

友人・知人

友人・知人はご家族から連絡があった場合のみすぐに弔問します。連絡がない場合は、後日ご家族の許可を得てから弔問しましょう。

その他の人

その他の人は、葬儀の数日後から四十九日までの間に弔問するのがよいでしょう。葬儀直後は避け、数日経ってから連絡を入れて確認したうえで伺いましょう。四十九日を過ぎてから訃報を知った場合も、ご家族に確認を取ってから弔問しましょう。

自宅に弔問する際の流れ

弔問する際の流れは、タイミングによって異なります。いずれの場合も、ご家族の負担にならないように配慮しましょう。

葬儀前

親しい間柄でない場合は、葬儀前に自宅へ弔問するのは控え、葬儀に参列しましょう。訪問する際は事前に連絡を入れ、玄関先でお悔やみを述べます。家に上がるのはご家族にすすめられたときのみです。

葬儀後

葬儀後の落ち着いた頃に、弔問してよいかご家族に確認しましょう。許可を得たら約束の日時に伺います。お悔やみの言葉を伝え、長居はせずに早めに切り上げましょう。

弔問を控えるべきケース

ご家族から連絡がない場合や自身の体調が悪い場合は、弔問を控えましょう。香典を現金書留で送るなどの方法もあります。

弔問の基本マナー

弔問の際には気を付けたいマナーがあります。

服装のマナー

黒や紺などの落ち着いたダークカラーの平服を着用します。喪服は避け、飾り気のない服装で訪問しましょう。

持ち物のマナー

一般的に弔問時の手土産は必要ありませんが、お供えとして故人が好きだったものを持参するのは問題ありません。控え目な価格帯のものにし、日持ちしないものは避けましょう。

言葉遣いのマナー

「ご愁傷様です」「お悔やみ申し上げます」などの言葉を短く簡潔に伝えましょう。「死」のような直接的な言葉は避け、「お亡くなりになる」などの表現に置き換えましょう。

お線香のあげ方のマナー

数珠を左手に持ち、仏壇の前に座布団があればその手前で一礼します。お線香に火をつけ、火を消して香炉に立てます。おりんを一度鳴らし、合掌して仏壇に一礼します。

よくある質問

手土産は必要?

お線香をあげに行くときに手土産は必要ありませんが、故人が好きだったものを持って行くのは問題ありません。

事前に連絡は必要?

お線香をあげに行く前にご家族へ連絡を入れ、都合のよい日時を確認しましょう。

「手を合わせに行く」の別の言い方は?

「お線香をあげに行く」という言葉が同義です。

弔問できないときは?

葬儀に参列できない場合は、弔電を打つ、香典を現金書留で送るなどの対応をとりましょう。

 四十九日を過ぎてからの香典は?

ご遺族が香典の受け取りを辞退する場合は送らないようにし、受け取ってもらえる場合は直接手渡します。

 故人とご家族を思って

お線香をあげる行為にはさまざまな意味があります。故人とご家族に対する思いを示すためにも、マナーを守って弔問しましょう。

P.S そのお宅にお邪魔した時仏壇で見慣れないものを発見!
LEDタイプの線香とロウソク。

なんでも、実家の方で仏壇のロウソクが風で倒れ、火事になってしまったことがあったそうです。
葬儀屋ではちゃんと火を付けますし、自宅安置の時も自分らで香炉を取り扱っってます。
しかし葬儀の後の平時ではロウソクとかってリスクがありますよね。

LED化も時代ですね。

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